スマートホームとはIoTやAI機器を利用して、普段の生活に利便性や快適性、安全性などの向上を実現した住宅をいいます。
注文住宅や分譲マンションなどで導入され、住宅のスマートホーム化は着実に進んでいるのが現状です。
スマートホームでできること
スマートホームにすることで何ができるのかというと、家電をハンズフリーで利用できたり、外出先からエアコンなどの遠隔操作ができたりと様々なことができます。
スマートスピーカーで家電を操作
テレビやエアコン、ステレオなどリモコンで操作する機器を、スマートスピーカーに登録することでリモコンが不要になります。
スマートスピーカーに話しかければ操作でき、見た目もスッキリ。
音声だけで家電が操作できるので、両手がふさがった状態でも部屋の照明をつけたり、エアコンをつけたりと、ちょっとした不便を解決できます。
外出先から家電を操作
スマートホームにすると外出中でも家電を操作できるようになります。
エアコンを消し忘れても外出先から対応できるので、つけっ放しだったということがありません。
反対に帰宅前に電源を入れることで、適温の状態で帰ることも可能です。
ルーティーンの時短
毎日やっていることをスマートホーム家電に登録すれば、朝決まった時間にカーテンを開けたり、暗くなったら照明を入れてくれたりするので時間にゆとりができます。
スマートホームのデメリット
メリットがあればデメリットも存在します。
対応した家電を準備しないといけない
スマートホーム化するには、遠隔操作に対応した家電とWi-Fi環境の構築が必要です。
そうなると、環境や導入したい家電によっては数万円以上かかることも。
今のところ、スマートホーム化に必要なサービスや家電はそこまで多くないので、対応した家電を買い直す必要があるかもしれません。
スマートホーム化を考えているなら、よく使う部屋をスマートホーム化する、必要な機能だけスマートホーム化すると順序を決めておくといいでしょう。
ITに関する知識が必要
導入には事前の設定が必要なため、ある程度ITに関する知識が求められます。
複雑な操作は必要ありませんが、不慣れだと時間がかかってしまいます。
セキュリティの強化
常時ネット接続が必要なため、外部からハッキングされ勝手に操作される可能性があります。
例えば家の鍵を勝手に開けられて、盗難にあうといったリスクです。
セキュリティ強化をしっかり行うことが必要になります。