私はサウナが大好きで、自宅にもサウナを設置できないか調べてみました。実は、後付けで簡単に設置できる家庭用サウナがあることを知りました。今回は、自宅用サウナの導入方法やチェックポイント、そしておすすめのサウナについてご紹介します。
自宅用サウナは後付けができる
家庭用サウナは、家具のように設置できる後付けタイプが多く、賃貸マンションや戸建て、さらには旅館やホテルでも人気です。設置場所も選ばず、リビングや寝室などお好みの場所に置くことができます。
ボックス型の据え置きサウナは、室内の希望する場所に設置できます。ドライサウナや遠赤外線サウナなど、様々なタイプがあり、店舗と同様の高温サウナも楽しめます。ただし、使用中の熱で部屋が暑くなることもあるので、設置場所には注意が必要です。
自宅用サウナの一般的なサイズは1人用で高さ約2メートル、幅約1.1メートルです。このサイズは小型のエレベーターとほぼ同じで、据え置き型と埋め込み型の2種類があります。据え置き型は室内の希望する場所に簡単に設置できるのに対し、埋め込み型は新築や建て替え時に工事をして取り付ける必要があります。
サウナを導入する際にチェックするポイント
スペース
まず、サウナを設置するためのスペースを確保しましょう。一般的な1人用サウナでも最低1.2m x 1.2mの空間が必要ですが、周囲の安全を考慮して1.5m x 1.5m程度の余裕を持たせると良いでしょう。
ストーブ
屋内サウナでは電気ストーブが一般的です。薪ストーブは煙が発生し、外部への排気が必要なため屋内には不向きです。マンションなどの集合住宅では、電気ストーブの使用が制限されている場合があるため、事前に確認が必要です。
電源
本格的なサウナには200Vの電源が必要です。古い建物や集合住宅では200V電源の確保が難しい場合がありますので、電源周りの確認も忘れずに行いましょう。
耐荷重
サウナ室を設置する床が、サウナ本体や人の重さに耐えられるかを確認する必要があります。特にフィンランド式のロウリュサウナでは、サウナストーンの重さも加わるため、耐荷重が重要になります。
動線
サウナ利用時の動線も重要です。サウナ室から浴室やシャワールームへのアクセスがスムーズであることが理想です。サウナと水風呂の組み合わせで「ととのう」体験をより快適にするために、動線をしっかりと考慮しましょう。
置き型以外のサウナ
家庭用サウナボックス
組み立て式の簡易ボックスで、スチームサウナを楽しむ方法もあります。使うときだけ組み立てられるため、場所を取らず屋内外で手軽にサウナを楽しめます。スチーム式のため火災の心配が少なく、費用も比較的抑えられます。
部屋で遠赤外線ドームサウナ
室内設置の簡易タイプで、遠赤外線ヒーターを使用するのが特徴です。横になってリラックスでき、サウナ初心者にもおすすめです。室温が50~60℃前後なので、店舗の低温サウナと同じくらいの発汗が期待できます。
ベランダでテントサウナ
ベランダにテントサウナを設置する方法もあります。スペースを確保しやすく、熱気や蒸気が室内に広がらないのがメリットです。電気ストーブや薪ストーブなど様々なタイプがあり、本格的なサウナ体験が可能です。
自宅にサウナを設置するのは、思ったよりも簡単です。後付けタイプの家庭用サウナなら、工事不要でどこにでも設置でき、電源やスペースの確認を行えば狭い家でも設置可能です。自宅でリラックスできるサウナタイムを楽しんでみませんか?