EDに悩む男性は、全国で約1800万人以上だと言われています。
EDを直視できず、なぜ勃起不全になったのか一人で悩んでいる人も少なくないでしょう。
また、ED治療がきっかけで他の重大な病気が見つかる、ということもあるのです。
ここではED治療、診察の流れ、ED治療薬について解説していきます。
EDの概念
ED治療の「ED」は英語でErectile Dysfunction(エレクタイル・ディースファンクション)と発音します。
エレクタイルは直立を意味する単語、ファンクションは「機能」、ディースなどの頭文字がつくと壊れているや使用不可能などの意味になります。
まさにそのままなのですが、日本語でちゃんとした用語で説明すると、「パートナーと性交渉をする際に十分な勃起がえられない、または、勃起を維持できない状態」のこととされています。
ED治療は、そんな男性の悩みを問診票やカウンセリングなどを通し、医学的見地から最善の方法を探すための方法でもあるのです。
ED治療の流れ
EDだと感じたらまず、かかりつけの医師に相談しましょう。
なぜなら、EDは重大な病気のサインでもあるからです。
EDの原因とされているのは、「糖尿病」「高血圧」「ストレス」。その中でも糖尿病や高血圧は、放置しておくと命に関わる重大な病気で、不規則な生活習慣を繰り返していると起こりやすいとも言われていますので、まずはそこから改善を図りましょう。
それでもよくならない場合は、ED治療専門クリニック受診を検討しましょう。
クリニックでは、心当たりのある項目を非常に低い、低い、普通、高い、非常に高い(勃起不全について)の5段階でチェックし、合計点数が22点以下の場合、EDの疑いがあると判断されます。
問診表を記入した後は、カウンセリングルームで先生がどのような状態なのかを説明してくれます。
先生からだけでなく、本人からも思い切って「硬くならないんです!」と積極的に質問してもいいでしょう。オープンに自分の悩みを人に打ち明けると悩みが少し改善されるはずです。
また、多くのED治療クリニックは男性医師が問診をしてくれますので、同じ男性として悩みをしっかりと受け取ってくれるはずです。
ED治療薬について
EDの程度によって、医師から処方される薬は3種類に分かれます。
日本では、バイアグラ、レビトラ、シアリスがED治療薬として認められています。
バイアグラは、ED治療薬の元祖と言える薬です。日本では、1999年に認可されたので21年間の使用実績があります。
レビトラはバイアグラより水に溶けやすい薬です。そのため即効性の高さ特徴です。
シアリスは、ED治療薬の中でも最も持続性の高い薬でm食事後に飲んでも薬の効果に影響を与えない治療薬となっており、最大持続時間はバイアグラが6時間、レビトラが10時間、シアリスが36時間です。(※バイアグラ50㎎、レビトラ20㎎、シアリス20㎎の場合)
参考:浜松町第一クリニック【ED治療・ED治療薬について】
EDの程度や体質によって最適な薬は異なりますが、ED治療の際は必ず医師から処方された薬を使用しましょう。